股の黒ずみのケア方法

露出が多くなる時期、気になるのが股の黒ずみです。デリケートゾーンの悩みは他人にしにくく、密かに悩みを抱え続けているという方も少なくありません。黒ずみがある肌は見た目を老けて見せてしまいますし、特に股の黒ずみはデリケートな場所だからこそ、黒ずみをなくしきれいな肌にしておきたいものです。そこで今回は、股の黒ずみの原因や解消方法についてご紹介していきます。

かぶれや炎症に気をつけて

股の黒ずみはかぶれや炎症により起こります。かぶれや炎症が起こると、その部分が色素沈着を起こし、全体的に黒ずんだ肌色になってしまうのです。

かぶれが起こるとかゆみを感じ、ついかいてしまいがちです。しかし、肌をかくことにより更に炎症が悪化し色素沈着が起こりやすくなり、黒ずみも酷くなってしまいます

色素沈着は肌内部でメラニンという色素が作られることによりおこります。メラニンはシミの原因物質となる成分で、肌の黒ずみを引き起こすものでもあります。一度メラニン色素が作られると、排出するのは難しく肌内部にどんどん溜まっていき、やがて黒ずみとなって表れてしまいます。

股は汗をかきやすい部分で、かぶれや炎症が起こりやすい場所でもあります。普段から清潔に保ち、汗をかいたらすぐ拭く習慣を身に付けておきましょう。

股付近にかぶれや炎症が起こった場合、薬を塗るなどして症状を抑制しましょう。

股の黒ずみのケア方法

下着の摩擦

日常生活の中に、股の黒ずみを引き起こす原因が潜んでいます。主なものとしてあげられるのが、洋服や下着などによる摩擦です。

肌は、摩擦などの外部刺激を受け取ると、肌内部の細胞を守るためメラニン色素が作られます。少量のメラニンであれば問題ありませんが、摩擦が日常的に起こりメラニン色素が大量に作られてしまうと、排出が難しくなり肌に溜まっていき、やがて黒ずみとなってしまいます。特に下着は常に肌に触れているもので、動くたびに擦れています。

また、タイトなジーンズやストッキングなど、股にぴったりと触れる衣類は摩擦が起こりやすくなっています。股は足を動かすことで下着や衣類の間に刺激が生じる部分で、気が付かないうちに摩擦ダメージが蓄積しています。

摩擦ダメージによる黒ずみを避けたいのであれば、ゆったりとした衣類を選ぶようにし、特に運動をするときは摩擦刺激も多くなるので、股部分に摩擦が起こらないような服を選ぶことが大切です

セルフ脱毛も黒ずみの原因に

セルフ脱毛が黒ずみの原因になることがあります。

露出が気になる時期は、アンダーヘアをセルフで脱毛したり処理するという方も少なくありません。セルフで処理をする場合、カミソリや毛抜きピンセットといったグッズを使って処理をしますが、これらは全て黒ずみに繋がる原因となります

カミソリでの処理は、刃と肌の間に大きな刺激を生じさせます。刺激を受けた肌は細胞を守るためにメラニン色素を作り出し、これが増えることで黒ずみとなります。特に、カミソリでの処理は毛が生えてくるたびに行わなければならないので、メラニン色素が溜まりやすいセルフ処理方法なのです。

毛抜きピンセットも、肌に大きな刺激を生じさせます。カミソリと同じ理由で黒ずみを作り出すだけでなく、ピンセットで無理やり抜いた毛穴から雑菌が入ると、炎症や毛嚢炎を引き起こしてしまう場合があります。

股の黒ずみのケア方法

股の黒ずみのケア方法

股の黒ずみを解消する方法はいくつかあります。美白成分が配合されているスキンケアを使用する、サプリメントなど黒ずみに効果のある成分を摂取して体の内側からアプローチをするといった方法があげられます。

最も即効性があるのは、美容クリニックでの施術です。黒ずみに対して専用の機械や道具を使い、効果的に解消していきます。セルフではできない専門的な知識と技術による施術なので、黒ずみ改善には大きな効果があります。

ただし、美容クリニックでの施術は保険適用外となるので、1回の施術費用はかなり高額になります。黒ずみ治療は通院し何度かに分けて施術を受ける必要があるので、コスト面で考えるとかなりの負担となってしまいます。

そこでおすすめなのが、美白クリームを使った方法です。美白クリームは、肌を白くきれいにするための有効成分が配合されており、美肌効果の中でも美白に特化した商品となっています

美白クリームを使った黒ずみケア方法は、セルフでできコスト面も大きな負担にならないので、おすすめの方法です。

股の黒ずみは、露出が多くなる時期になると気になる悩みです。黒ずみの原因となるものを避けて予防するのも効果的ですが、できてしまった黒ずみに対しては正しいケア方法が必要となります。

美白クリームを使った解消法は、セルフで行うことができ、コスト面での負担も少なく、手軽で簡単にできるので、股の黒ずみ改善にはおすすめの方法です。