皮膚科で脇の黒ずみ治療?

脇の黒ずみは多くの女性の悩みの種。薄着の季節になるとやはり目立ってしまいますし、冬場であっても着替えのタイミングなど人目に触れる機会はゼロではありません。

黒ずみを改善する方法は様々です。皮膚科で治療を受けたり、美白クリームでセルフケアをすることでも、黒ずみに働きかけることができます。自分に合った改善法を見つけるためにも、ここでは皮膚科で受けられる治療について見てみましょう。

外用薬で黒ずみを改善

脇の黒ずみがまだそこまでひどくない場合は、塗り薬を処方してもらい、それを塗ることで黒ずみを改善していくのが一般的です。ムダ毛処理や乾燥によってできてしまった、カサカサした黒ずみにも効果的な方法です。

皮膚科で処方されることが多いのは「ハイドロキノン」と「トレチノイン」の2種類です。ハイドロキノンは「肌の漂白剤」と呼ばれるほど美白効果の高い薬です。黒ずみの原因であるメラニン色素を作り出す細胞を減らすことで、黒ずみを薄くする効果があります。いろいろな濃度があるので、症状に合わせて使い分けていくことになります。

トレチノインは皮膚の古い角質を剥がす効果がある塗り薬です。ターンオーバーを促進する働きがあり、既に作られているメラニンを排出することができます。

塗り薬による治療は痛みがなく、手軽に受けることができるメリットがあります。ただし重度の黒ずみの場合塗り薬では改善しないことがあるので、医師の診察を受けた上で薬を使用することが大切です。肌の弱い人は赤みやかゆみを起こすこともあるので、不安なときはやはり医師に相談するようにしましょう。

レーザー治療とは

黒ずみがかなり強い場合、塗り薬では効果が得られないことがあります。その場合はレーザーによる治療を検討しましょう。
レーザー治療は、特殊なレーザーを黒ずみに照射、黒ずみの原因であるメラニンを破壊するという方法です。治療に用いられるレーザーは黒くなった部分にだけ反応するため、周囲の肌細胞にはダメージを与えることなく治療することができます。

レーザー治療のメリットは、黒ずみの程度に関係なく治療することができるという点です。また即効性にも優れているため「今すぐ綺麗にしたい」という人におすすめの治療法となっています。レーザーは痛いというイメージがありますが、黒ずみ除去の場合は輪ゴムで軽く弾かれる程度の痛みです(個人差はありますが)。シミや肝斑の治療にも使われているもので、肌への負担も少なく済むのもメリットと言えるでしょう。

レーザー治療を受ける場合、施術後に肌をダメージから守り、紫外線を浴びないようにすることが重要です。レーザー治療を受けた後の肌は、外からの刺激に無防備な状態になっています。この状態で紫外線を浴びたり刺激を受けたりすると、また黒ずみができてしまうのです。脇だけを守ればいい、ということでもないので、必ず紫外線対策を行うようにしましょう。

ケミカルピーリング

毛穴の詰まりが原因で黒ずみができてしまっている場合は、ケミカルピーリングが有効です。その人の肌質に合わせた薬を塗り、少し時間を置いてから除去することで、古くなった角質を取り除くことができると言われています。これによってターンオーバーを促し、黒ずみを改善することができるのです。

ケミカルピーリングは痛みがありません。古い角質を取り除くだけではなく、肌の調子そのものを整える効果もあるので、黒ずみを改善しつつ、黒ずみができにくい肌にしていくことができます。治療と予防を兼ね備えた施術なのです。

ただし、ケミカルピーリングには即効性がありません。毛穴の汚れを徐々に取り除いていく施術方法なので、効果を実感するには時間が必要になります。また肌への刺激もそれなりに大きいので、肌の弱い人は受けられない可能性があります。レーザーと同様に施術後は肌が無防備な状態になるため、紫外線や刺激から肌を守る必要があります。

皮膚科を受診する際の注意点

脇の黒ずみを皮膚科で治療したい、という場合、「皮膚科」と「美容皮膚科」のどちらかを選択することになります。

湿疹やイボなどができたときに受診する一般的な皮膚科の場合、受けられる治療は塗り薬によるものだけになります。黒ずみの程度が酷いときや、レーザー治療やケミカルピーリングを検討しているのであれば、美容皮膚科を選ぶのがいいでしょう。

逆に塗り薬による治療を考えている場合、美容皮膚科を選ぶとカウンセリング代などがかかって高くついてしまう場合があります。自分の希望する治療法に合わせて、受診する病院を選ぶようにすることが大切です。

脇の黒ずみ治療は、どの病院を選んでも保険の適用外になります。特にレーザー治療は高額になることも多いため、費用についてはしっかりと確認しておくようにしましょう。

皮膚科で脇の黒ずみ治療?

美白クリームでも改善可能

病院に行くのは気が引ける、黒ずみができるまえに予防したいというときは、市販の美白クリームを使うようにしましょう。

一般的な保湿クリームでも黒ずみ予防はできますが、できるのは乾燥を防いで肌を刺激から守ることだけです。美白クリームであれば同様に肌を乾燥から守りながら、含まれている有効成分で黒ずみを改善していくことができます。

美白成分として有効なのがビタミンC誘導体です。ビタミンCにはメラニンの生成を抑制し、できてしまったメラニンを還元作用で無色にする働きがあります。

しかしビタミンCは酸化しやすく肌に浸透しにくい性質を持つため、そのまま肌に塗っても効果は見込めません。そこで登場するのがビタミンC誘導体です。これはビタミンCを人工的に改良、安定化させた成分で、肌に浸透しやすく、かつ皮膚内へ浸透してからビタミンCに変化するという性質を持っています。多くの美白クリームに配合されており、手軽にセルフケアに取り入れることが可能です。

メリット・デメリットを理解しよう

皮膚科で受けられる脇の黒ずみ治療には、塗り薬、レーザー、ケミカルピーリングなどの方法があります。それぞれにメリットデメリットがあるので、黒ずみの状態や自分の希望する結果に合わせて選択しましょう。

脇の黒ずみは美白クリームで改善することも可能です。病院に行くのは気が引ける、というときや黒ずみを予防したいときに積極的に使用していくのがおすすめです。