鏡で脇を見た時に気がつく黒ずみ。いつの間にこんなに黒くなってたんだろうとびっくりした経験はありませんか。ムダ毛ケアや臭い、汗対策などはしっかりしていても、黒ずみケアまではしていないという人も多いのではないでしょうか。脇の黒ずみは時間が経つほど、悪化して元に戻らなくなってしまいます。早めにケアをし、黒ずみを予防するためにしておきたいケアの方法を詳しくご紹介します。

脇の黒ずみのタイプ

脇の黒ずみは、大きく分けると2つのタイプに分けられます。そのタイプ別に対処をしないと、黒ずみが治らないばかりか、逆に悪化してしまうことになります。大きく分けると、肌触りで「表面がでこぼこしていないがくすんでいる」タイプと、「触るとざらついている、ブツブツが表面にある」タイプとがあります。

くすんでいる黒ずみ

くすんでいる黒ずみは、脇の下の黒ずみが長期にわたって積み重なったものです。色がまだ薄い状態であれば、セルフケアで回復することは可能ですが、色素沈着が進み、濃くなってしまった場合は病院で治療を受けなければ改善は難しい状態です。

表面がざらざらしている黒ずみ

角質や汚れが取りきれず、硬くなっている、また脇毛のケアが不十分で毛が皮膚の下に埋没している状態になっています。ケアのしすぎで乾燥することもでも、肌の表面がざらざらになります。

脇が黒ずむ原因は、それぞれのタイプによっても違いがあります。

タイプ別の原因

色素沈着で、くすんだ黒ずみが起きる原因としては、以下のものがあります。

くすんだ黒ずみの原因

摩擦によるもの

脇の皮膚は弱く、ちょっとした刺激でもメラニン色素を発生させることにつながります。服との摩擦の他、黒ずみが気になるからといって、脇の下をこすり洗いすることも刺激になります。

レーザー脱毛によるもの

皮膚の黒い部分に反応し、レーザーを照射するレーザー脱毛は、専用の器具があれば自宅でも処理が可能です。ただし皮膚の下に発生したメラニン色素にも反応するため、脇の毛ではなくメラニン色素にレーザーが照射されてしまい、黒ずみがさらに悪化することがあります。

ざらつく黒ずみの原因

一方ざらつく脇の下の黒ずみには、以下のような原因が考えられます。

古い皮脂や角質などで毛穴が詰まっている

脇は蒸れやすく、そのためについた汚れが落ちにくいため、毛穴を詰まらせます。また制汗スプレーの使いすぎで、毛穴がふさがれたり、血行不順でリンパの流れが滞ることも、老廃物がスムーズに排出されず、毛穴詰まりにつながります。また汗をかいた時に、汗を拭きすぎて毛穴が開いたままになることも、同様に毛穴が詰まる原因になります。

脇の間違ったケア

脇の毛の処理をする際、カミソリを使うと、肌表面に細かな傷がつきます。その傷を治そうとして皮膚が肌を修復する際に、毛を皮膚の中に取り込む事で、埋没毛になり、表面が黒く見えます。また肌への刺激から肌を守ろうと皮膚の下でメラニン色素が発生することも黒ずみにつながります。

肌への刺激はカミソリだけではありません。制汗スプレーの多用で毛穴がふさがれること、またムダ毛の処理をした後のケアが不十分な時も、黒ずみの原因になります。

ターンオーバーの乱れ

肌はターンオーバーという周期によって、古い皮脂や角質がはがれ落ち、新しい皮膚が表面に出てきます。髪の毛や爪と同じように、常に新しい細胞が作り出されているのです。ただしこのターンオーバーは、疲労やストレス、空気の乾燥など様々な要因で乱れがちです。そうなると脇の下に汚れや皮脂がたまってしまいます。それが積み重なると黒ずんで見えるようになります。

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスが乱れると、血行が悪くなりリンパの流れも悪くなります。そのため肌がくすみやすくなり、黒ずみにつながります。女性の場合、更年期にホルモンバランスが大きく崩れますが、妊娠や出産時にも乱れるため、一時的に黒ずみが起きることがあります。

脇の黒ずみを改善するためには、これらの原因を取り除きながら、脇の下のケアをすることが必要となります。

脇の黒ずみをケアする方法

では具体的に、どうすればこの黒ずみをケアすることができるのでしょうか。

ピーリングをおこなって汚れを取り除く

角質や脇の汚れを取り除く際には、こすって洗うのは逆効果です。ピーリング剤の配合された石けんで優しく洗う、もしくはピーリング剤を脇に塗ってケアする方法があります。ただしピーリングは刺激が強いため、週に1回程度のケアにとどめましょう。

脇を清潔に保つ

脇は普段から汗などで蒸れやすい場所なので、清潔に保つことが必要です。汗をかいたら濡れタオルで拭く、濡れた衣類はすぐ取り変えることが大切です。また黒ずみを一時的に消すためにファンデーションなどを塗る場合は、肌にファンデーションが残らないように注意しましょう。

脇のケアをしっかりする

脇のムダ毛ケアを自分でする場合には、毛抜きやカミソリでの処理はなるべくしない方が肌の刺激につながらないためおすすめです。やむを得ず毛抜きやカミソリを使う場合は、蒸しタオルで毛穴を開いてから処理をする、処理した後はしっかり冷やし、保湿のケアをおこなうようにしましょう。

黒ずみケアのアイテムを使用する

黒ずみをケアするための専用クリームなどを使用する方法があります。脇の下などに特化した商品もあり、臭い対策や保湿の効果も期待できます。黒ずみを解消することももちろん大切ですが、黒ずみが解消しても脇のケアは継続していくことが大切です。

黒ずみ解消クリームのハーバルラビットは、毎日使いやすく脇の下はもちろん全身に使用できるため、体のケアにぴったりです。刺激も少ないので、黒ずみに悩んでいるあなたにはぜひおすすめしたいアイテムです。

黒ずみを改善した後は予防も大切です。バランスの取れた食事や、規則正しい生活で、肌のターンオーバーが正常におこなわれるよう普段からも気をつけて過ごすようにしましょう。