デリケートゾーンの黒ずみケア

突然ですが、あなたはデリケートゾーンの状態をご自身で日々チェックしていますか?お顔の肌状態などは鏡を見る度にチェックするという方が多いのに比べ、黒ずみが起こりやすい部位にも関わらず、気づいていない方が多いです。

しかし、黒ずみに悩んでいる女性は3人に1人というデータも。つまり気づいていないだけで、多くの方が黒ずみを抱えているということになりますね。

今回はそんなデリケートゾーンの黒ずみに着目し、できる理由やケアアイテム、ケア方法についてお届けします。

黒ずみはなぜ起こるの?

黒ずみができてしまう理由は大きく分けて摩擦と刺激の2つが考えられます。これはデリケートゾーンの皮膚が非常に薄くダメージを受けやすいことが影響しているのです。その薄さはまぶたよりもまだ薄いというから驚きですね。

摩擦や刺激を受けると、お肌を守ろうとする機能が働きます。そしてメラノサイトと呼ばれる肌細胞から黒ずみを生むメラニンが活発に生成されてしまいます。肌の新陳代謝が活発であれば黒ずみには繋がりません。しかし摩擦や刺激が繰り返されることで、そのリズムも狂いがちになるのです。その結果、望まない黒ずみが生まれてしまうという訳です。

以下に具体的な例をご紹介しますのでチェックしてみて下さい。

1.下着の締め付けなど

最も多いとされているのが下着による締め付けや摩擦です。

小さめのサイズを着用していると締め付けも摩擦も起こりやすくなりますね。また皮膚が薄いことからVゾーンと呼ばれる部位にゴム部分が当たることも摩擦に繋がります。

2.自転車のサドルとの摩擦

お買い物やちょっとそこまでという時にのる自転車のサドル、これも黒ずみを生む原因の1つです。特にOライン、足の付け根などに起こるリスクが高くなります。

またサドルのシート部分が硬い、舗装されていない道を走ることが多いという方には特に好発するので注意が必要です。

3.ムダ毛処理

デリケートゾーンのムダ毛処理にカミソリや毛抜きを使用することも黒ずみの原因となります。またエステサロンの照写も繰り返すことで黒ずみへと繋がりますので気を付けましょう。

さらに年齢を重ねることでお肌の水分量が減少することや血行不良になることも、ターンオーバー周期を遅れさせてしまいます。年齢でいうと30代を超えると黒ずみには要注意なのです。妊娠や出産後もターンオーバーが正常ではない時期だということを知っておきましょう。

主な黒ずみケアアイテム

女性の誰もが抱える可能性大の黒ずみをケアするためのアイテムにはどんなものがあるのかをご紹介しますね。

1.デリケートゾーン専用石鹸

まず1つ目はデリケートゾーン専用の石鹸です。

普段使用しているボディソープや石鹸じゃだめなの?と思われるかもしれませんが、本気で黒ずみケアをしたいなら専用のものを使用するのがベストです。

前述した通り非常にデリケートな部位なので通常のアルカリ性の石鹸ではなく弱酸性のものがおすすめなのです。またボディソープなどで弱酸性のものもありますが、専用のものを使うことで効果はもちろん安心して使うことが可能です。

2.黒ずみ解消クリーム

2つ目は黒ずみ解消クリームです。

これは摩擦が起こりやすいデリケートゾーンをケアする目的で使用します。お昼間の負担を就寝中にケア可能な便利アイテムです。予約待ち必須のハーバルラビットはもちろん、さまざまなメーカーから発売されていますのでご自分に合うものを選びましょう。

デリケートゾーンのムダ毛の自己処理の後などに保湿ローションと黒ずみ解消クリームでケアしてあげると黒ずみ予防にも繋がりますよ。

デリケートゾーンの黒ずみケア

黒ずみケアのやり方

では最後に黒ずみケアの具体的なやり方をご紹介しましょう。

泡で優しく洗おう

1.専用石鹸を泡立てます。※ネットを使用すると◎
2.患部に泡をそっと置きます。※2分以内
3.ぬるま湯で優しく洗い流します

これだけ?と思うかもしれませんがこれで十分なのです。ゴシゴシこする必要はもちろんありませんし、タオルなどを使う必要もありません。

専用石鹸の泡だけで、保湿しながらかつ黒ずみを解消させていくことができるのです。お顔を泡パックするのと同じようなイメージで捉えてください。

復習ですが、デリケートゾーンを洗う際は必ずデリケートゾーン専用石鹸を使用してくださいね。

黒ずみ解消クリームで保湿しよう

1.お風呂あがりはタオルで水気をそっとオフします
2.黒ずみ解消クリームを手のひらにとってあたためてから、押し込むようにのせていきます
※こすらないことがポイント

もし塗り過ぎが気になる方はティッシュなどで軽く押さえてあげてください。

いかがだったでしょうか?黒ずみケアって意外と簡単だと思いませんか。お顔でしているケアの使用アイテムが変わるだけでやり方は同じです。摩擦と刺激は厳禁ですよ!