膝は日頃服に覆われないことも多く、人目に触れやすい部分ですよね。意外と目が届きにくいのに、気がつくといつの間にか黒ずんでいて、お手入れの難しさを感じます。
どうして黒ずみができてしまうのか、その原因を知ってそれらを避けていくことと、さらにはできてしまった黒ずみへの対策方法を知って手を打つことで、堂々と膝を出すおしゃれのできるきれいな肌を手に入れましょう。
この記事の目次
黒ずみの原因
膝が黒ずんできてしまう原因には、次の4つの理由が考えられます。
原因1:肌が生まれ変わりにくい
膝部分の肌は、ほかの部位とは少し様子が異なります。膝の皮膚は少しかためですが、ほかの部位に比べて、肌が生まれ変わるサイクルが遅めなのです。
肌が生まれ変わるサイクルが遅いということはつまり、古い角質が残りやすいということ。これによって何となくごわごわっとした皮膚感となってしまっています。そして肌の代謝がゆっくりであることによって黒ずみも蓄積されやすい状況にあります。
原因2:よくこすれる
肌は刺激を受ける機会が多ければ多いほど、保護機能が働いて角質が厚くなります。それだけではなく、メラノサイトがメラニン色素を作ります。
膝は屈伸する機会が多いことに加えて、服やかばんなどにこすれることの多い部位。これらは全て、肌にとっては刺激にあたりますから、角質は厚くなり、黒ずみも蓄積されていくのです。
原因3:乾燥しやすい
角質層が厚い膝は、乾燥しやすい部位だといえるでしょう。お肌の乾燥もまた、肌への刺激の一つ。ですから膝の肌ではますます保護機能が働き、黒ずみができやすくなるのです。
原因4:覆われていないことも多い
膝を出すスタイルの服装は決して珍しくないですよね。膝は服に覆われず、日光の元にさらされる機会も多い部位なのです。日光に当たるということはつまり、紫外線の影響を受けるということ。紫外線の刺激によってメラニン色素が生成されてしまうのです。
黒ずみ予防法
この先黒ずみを悪化させないためにできることを見ていきましょう。
角質ケア
膝に溜まりやすい角質は、適度に除去していきましょう。ごわごわした感じも解消できますし、スキンケア用品の浸透も良くなります。また肌の新陳代謝も促されます。
美白成分の活用
黒ずみの原因の大きな要因にはメラニン色素がありますので、美白成分を使って直接働きかけていくことが有効でしょう。
保湿
せっかく角質層を除去したら、ふたたび角質層を厚くすることのないように、日々しっかり保湿に努めます。
日焼け止め
膝にまでなかなか日焼け対策をしていなかった方は、黒ずみ防止のために膝にも日焼け止め対策を施しましょう。メラニン色素の生成を抑えることが予防の近道です。
ムダ毛処理
足も頻繁にムダ毛処理を行う部位ですが、肌がごわごわしているからといって無造作にお手入れをしないように注意。ムダ毛処理も肌にとっては刺激の一つですから、できるだけ優しく処理しましょう。
黒ずみ対策法
これから先のことについては、できることがたくさんあるのですが、現在すでにある黒ずみを解消することが最も大切。そのためには、「黒ずみ解消クリーム」の使用が効果的です。
黒ずみ対策にはそのほかにもピーリングなどの方法もありますが、ピーリングはお肌には少々刺激的。刺激が強いということは、一歩間違えれば黒ずみが助長されかねないということ。ですからピーリングのやりすぎには注意が必要なのです。その点クリームは塗るだけと手軽でもあり、お肌への負担も軽いのが特徴。
黒ずみ解消クリームを使うことで今あるメラニン色素を薄くする効果が期待できるのはもちろん、保湿などにも役立ちますから予防も兼ねてぜひ使用していきましょう。
クリームではこのほか、美白成分を配合しているものなどもあります。商品はたくさん販売されていますから、どのようなことが期待できるのか、しっかりチェックして選ぶようにしましょう。
おすすめ市販クリーム
黒ずみ解消クリームで特におすすめしたいのが、ハーバルラビット。身体のさまざまな部位における黒ずみを解消してくれるクリームとして話題の商品です。
ハーバルラビットでうれしいのは、まず黒ずみに対してしっかり効果が期待できること。膝はもちろん、わきやデリケートゾーンの黒ずみ解消クリームとしても使われています。
さらにメラニン色素の発生を抑えることにも注力されていて、潤い成分も配合されています。そして美白成分も。ですから、黒ずみ解消ケアをしながら、この先も黒ずみができないような予防対策にもなるというわけです。
膝の黒ずみ解消に、できることはいろいろありそうですね。少しの意識でぐっときれいな膝に近づきますよ。