女性の気になる体の部分として脇の黒ずみがあげられます。人には言えない悩みでもあり、絶対に他人には脇の黒ずみを知られたくありません。薄着の季節になれば尚更気になってしまいますが、黒ずみの対策として「ヨーグルト」で改善できるのをご存知ですか。勿論はじめて聞いた人の方が多いはずです。それでは早速、簡単に手に入り安価なヨーグルトを使っての黒ずみケアをご紹介します。
この記事の目次
脇の黒ずみの発生原因
脇の黒ずみが発生してしまう原因は普段の脇の下の手入れに関係しており、大きくわけると3つの原因があります。
1、毛抜きが原因による黒ずみ
埋もれ毛というのは、脇の毛を毛抜きで抜いて処理した時に、その後に生えてくる毛が皮膚の下に埋もれてしまい黒ずんで見えてしまうことです。別名埋没毛とも言われています。埋もれ毛は無理に皮膚から取り除こうとすると、炎症や肌荒れの原因となりますのでケアにも注意が必要です。
2、脱毛による色素の沈着が原因
色素が沈着してしまった脇の黒ずみの場合は、ほとんどが脇のムダ毛処理によるものです。カミソリによる脱毛で肌に刺激とダメージを与えることにより、「メラノサイト」が活性化してしまいメラニン色素の沈着に繋がります。これは、肌が持つ防衛反応のひとつになります。肌を黒くすることは、角質を厚くしてダメージから肌を守ろうとしているものなのです。
ムダ毛処理後のケアをしないと色素の沈着が増してしまい黒ずみが広がってしまいます。また、色素沈着のタイプの場合、乾燥や衣類の摩擦によっても黒ずんでしまう原因となるため注意しましょう。
3、毛穴の汚れが原因
脇の下は皮脂の分泌が多いところでもあり、洗浄が行き届かないため毛穴に皮脂や汚れが蓄積されていきます。また、制汗スプレーなどの使用により毛穴を詰まらせる原因を作ってしまいます。そのため、制汗スプレーなどを使用したときにはしっかり汚れとともに落とす必要があります。皮脂や汚れによる毛穴の詰まりによって、脇の黒ずみが発生してしまうのです。
ヨーグルトが効く理由
ヨーグルトが脇の黒ずみに効果なのはヨーグルトの成分の「乳清」と「ホエー」に秘密があります。
市販のヨーグルトをガーゼなどに包んで一晩置くと水切りヨーグルトが完成します。水きりヨーグルトは「乳清」とこして出た水分の「ホエー」とに分離します。この2つの成分は水溶性のビタミンやたんぱく質を豊富に含んでおり、非常に高い保湿効果や美白成分の効果が得られます。美白化粧品にも良く使われる栄養素を、ヨーグルトの「ホエー」からもえることができるため脇の黒ずみ対策に期待が出来るのです。
ヨーグルトで黒ずみを落とす方法
ヨーグルトを利用した黒ずみを落とす方法は、たんぱく質やビタミン、ミネラルを多く含んだ「ホエー」を使うと早い効果が期待できます。まずは市販の砂糖の入っていないプレーンヨーグルトを用意しましょう。
「ホエー」を使った黒ずみケア方法
- まずは用意したヨーグルトをガーゼなどを使ってしっかり水切りをします。
- しっかりと水切りをしたら、出てきた上澄みの「ホエー」液をコットンにたっぷりと浸します。(水分が下に垂れる位ひたひたの状態にしたください。)
- 脇の黒ずんだ部分にコットンを塗布してしばらくそのまま放置してください。
- 更にコットンの上からラップをしてより浸透するようにします。ラップをすることでより「ホエー」の栄養分が肌の奥まで浸透するので、つや、ハリにも効果があります。
オリーブオイルと合わせて更に効果UP
ホエーの含まれる豊富なビタミン、ミネラル、たんぱく質によって色素沈着のケアすることが出来ますが、脇の処理を自分で行った場合も脇の下の皮膚はダメージによりメラニンの色素沈着が起きてしまっています。そこでオリーブオイルとホエーを合わせてパックすると、保湿力を高めることもでき、より活発に健康的な肌を取り戻す近道となります。
注意することは、個人差よりヨーグルトが合わない場合があります。パックをする際にはパッチテストをしてから行い、時間にも気を付けてください。やりすぎも逆効果になる可能性があるため日数を開けてパックをするようにしましょう。
ヨーグルトのデメリット
ヨーグルトの場合、手軽に購入できるので簡単に自宅で脇の黒ずみケアが行えるのですが、ホエーに分ける手間が面倒になります。また、続けることで水きりヨーグルトの使い道に困ってしまいます。そのような時は市販のホエー配合の美白クリームを使用したり、黒ずみ解消クリームがなどで代用しても良いでしょう。どうしてもヨーグルトでは刺激が強いと感じる人にはおすすめです。刺激が少ないことや黒ずみに対応する美白成分が多く配合されている部分ではクリームに勝るものはありませんのでこちらと併用に使い分けるのも良いでしょう。