スカートやショートパンツを穿いたり、水着を着たりする機会があると、膝の黒ずみが気になります。膝が黒ずんでいると、不潔な印象を持たれるので、どうにかして黒ずみを解消したいと考えている人も多いでしょう。
膝の黒ずみがひどい場合は皮膚科や美容クリニックで治療を受けるのがおすすめですが、黒ずみが軽度な場合や手軽に黒ずみケアをしたい場合は重曹を使うのも効果的です。
ここでは、重曹を使った膝の黒ずみケアの効果や方法についてご紹介いたします。
この記事の目次
重曹が効くのはなぜ?
重曹は掃除などに使われる成分で、汚れや黒ずみを落とすのに効果的です。どうして、重曹は膝の黒ずみを落としてくれるのでしょうか。
酸性の汚れを落とす
膝の黒ずみの原因である皮脂や古い角質は酸性です。重曹は弱アルカリ性なので、酸性になっている肌に塗ると、汚れを中和させて黒ずみを解消してくれます。
古い角質を落とす
重曹には研磨作用があるため、肌につけると、古い角質を除去してターンオーバーのリズムを整え、メラニン色素の排出をスムーズにしてくれます。
メラニン色素は体を紫外線や摩擦などの刺激から守る大切なものですが、膝の黒ずみの原因の一つです。通常、メラニン色素はターンオーバーとともに肌から排出されますが、過剰に生成されたり、ターンオーバーが正常に行われていなかったりすると、肌に停滞してしまいます。メラニン色素は黒いので、皮膚に残れば、肌は黒ずんで見えてしまうのです。
メラニン色素が原因で膝が黒ずんでいる場合、定期的に重曹でケアすれば、ターンオーバーが整えられて黒ずみが目立たなくなるでしょう。
重曹の使い方
重曹を使った膝の黒ずみケアは簡単にできることが魅力的です。肌への刺激も少なく、必要なものは安く手に入るので、黒ずみが気になっている人は一度、試してみると良いでしょう。
用意するもの
・重曹:大さじ1
・水:小さじ1~
重曹ケアの方法
- 重曹を水で溶かします。
- 硬すぎる時は少しずつ水を加えます。
- 黒ずみが気になる場所に水で溶いた重曹を塗ります。
- くるくるとマッサージするように汚れを落とします。
- シャワーで洗い流します。
- タオルで優しく膝を拭きます。
重曹ケアを行う頻度
重曹を使った膝の黒ずみケアは週に2~3回のペースで行いましょう。毎日行うと、皮膚が刺激を感じて黒ずみがひどくなってしまうことがあるので、注意してください。
黒ずみケア後の注意点
黒ずみをケアした後は膝に刺激を与えないように注意しましょう。
保湿する
重曹には研磨作用があるので、ケアをした後は皮膚が乾燥しやすいです。皮膚が乾燥すると、バリア機能が低下して刺激に弱くなり、黒ずみが悪化することがあるので、ケア後は必ず保湿ケアを行いましょう。
膝の保湿ケアに使うアイテムは普段顔に使っている化粧水や乳液で構いません。顔と同じように化粧水で水分を与えた後に乳液で水分を閉じ込め、肌の潤いを守りましょう。乾燥が酷い場合は、乳液の上から油分がたっぷりと含まれたクリームを塗ると、さらに肌を保湿できます。
黒ずみ予防も大切
膝は一度黒ずんでしまうと、コツコツと丁寧なケアを続けなければ、きれいにはなりません。膝の黒ずみが気になる人は重曹を使ったケアとともに、黒ずみ予防も心がけましょう。
膝に刺激を与えない
膝に刺激を与えると、体を守るためにメラニン色素が過剰に作られます。黒ずみを予防したい人は膝への刺激を抑えて、メラニン色素の生成を防ぎましょう。特に、次のような行動は避けた方が無難です。
- スキニーパンツの着用
- 膝歩き
- 長時間の正座
- 足を組む
- 強い力で洗う
乾燥を防ぐ
膝は体の中でも皮脂の分泌量が少ないパーツの一つです。顔などと比べてケアが行き届いていない人が多いですが、黒ずみを予防したいなら、膝の保湿にも力を入れましょう。入浴後は肌の水分が蒸発しやすいので、毎日お風呂上りに化粧水や乳液、クリームなどを塗っておくと、乾燥を予防できます。
定期的に角質ケアする
古い角質が溜まっていると、膝は黒ずんで見えます。角質が気になる人は定期的な角質ケアでつるつるの膝を手に入れましょう。
自宅で手軽に角質ケアする方法としては、ピーリングやスクラブが人気です。週に1回程度、ピーリングジェルやスクラブを膝に塗って優しくマッサージし、不要な角質を取り除きましょう。頻繁に角質ケアしたり、強い力で角質を取ったりすると、皮膚が刺激を感じてメラニン色素が生成されるので、やりすぎに注意するのも大切です。
日焼け対策する
膝はスカートやショートパンツを穿いた時に日焼けしやすいです。日焼けをすると、メラニン色素が過剰に生成されたり、肌が乾燥したりするので、黒ずみを防ぎたい人は膝にも丁寧に日焼け止めクリームを塗りましょう。トラネキサム酸などの美白成分が配合された日焼け止めを使うと、黒ずみの解消にも効果を期待できます。
ムダ毛処理の刺激を抑える
ムダ毛処理にも注意が必要です。毛抜きや剃刀を使ったムダ毛処理は肌に負担をかけて黒ずみを引き起こす可能性があります。膝のムダ毛を処理したいときは、刺激が少ないと言われる電気シェーバーなどを使って優しく処理しましょう。
黒ずみ解消クリームも使おう
重曹ケアや予防に加えて、他にも膝の黒ずみ対策をしたい人は黒ずみ解消クリームを使うのもおすすめです。
ハーバルラビットはプラセンタやビタミンC誘導体などの美白成分とヒアルロン酸やセラミドなどの潤い成分を配合した黒ずみ解消クリームです。毎日使える成分で作られているので、重曹を使ったケアと並行して使えば、高い黒ずみ解消効果を期待できます。
まとめ
膝が黒ずんでいると、汚れてみたり、不潔な印象を持たれたりします。黒ずみが気になったら、重曹を使ったケアや黒ずみ解消クリームの使用できれいな膝を手に入れましょう。